7月。
先月は、ネコだった。
今月は、犬。
インド映画「チャーリー」を鑑賞しました。
あらすじを読んだ時点で、ハンカチ必須な結末なのだろうことは想像できました。が、ラブちゃん(ラブラドールレトリーバー)の表情に誘われて。
あと、ロードムービーというか、犬とおっさんの2人旅というのにも惹かれて。
感想です。
はじめてのインド映画でしたが、歌って踊ってみたいな感じではないです。
ただ、場面場面で歌は流れます。
BGMであったり、2人が耳にしている歌であったり。
向こうの言語はさっぱりわからないのだけれど、でも、どこか懐かしく。
聴いていて心地よいリズムと言葉と。訳された歌詞に惹かれつつ。
そして、このバイクを運転するおっさんとラブちゃんの出逢い。
この出逢いを通して変わっていくおっさん。
おっさんとご近所さん、おっさんと職場、それぞれの人間関係の変化。
そして、あるきっかけで、北をめざす2人。
なんだか、職場と家を行ったり来たりする日々の自分に、主人公の姿をちょっと重ねてしまった。突然、ひょんなことからこんな同居人ができたらどうなるだろう?なんて想像しながら。
原題は、777 Charlie 。ラッキーセブン。これは、このラブちゃんにとっても幸運の印であり、同時に、このおっさん、そして、周囲の人たちにとっても、さらには、この映画をみた人たちにとっても幸運の印なのではないかとさえ思える。
途中途中の小さな伏線もあり、というほど隠されたものでもないのですけど。
そういう1つ1つが物語的ではあるけれど、それでも、引き込まれてしまうのは、2人の演技力、そして、周囲のキャラクタの演技力によるものが大きい。
そんなわけで、2時間越え(164分)の上映時間ですが、あっという間でした。
ハンカチ必須です。
そして、ただ「かわいいねー」で終わらず、保護犬の問題などにも触れており、ペットと人間の関係を考えさせられるような内容でもあります。
エンドロールまでしっかり観てほしい。お?っと思うしかけもあるよ。
インド映画、いいね。また機会があれば観てみたいです。
7月の映画鑑賞
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