できるだけ、月に1回、映画館に行こうということで。
8月の映画鑑賞です。
「きみの色」を観てきました。
素晴らしい作品でした。
ストーリーもさることながら、場面、場面での色彩表現には目を見張るものがありました。大画面で、劇場での鑑賞をお勧めします。
鑑賞後にパンフレットだけでなく、クリアファイル、キーホルダーなども買ってしまいました。久しぶりの大人買い。
という一言で終わってしまうのもなんなので、もう少し。
でも、上映開始直後なので、ストーリーには触れずに。
なぜ、この作品を選らんだのか?
それは、タイトルに惹かれたからなのです。「きみの色」
公式HPによると、主人公は周囲の人に色がついて見える女の子。でも、周囲にそのことは言えないようで。そんな悩みを抱えながら学校生活を送る彼女に起こることとは…
キーワードは、色です。
色といえば、私も色については思うところがあり。
多数の人と色の見え方が少し違う、いわゆる色弱なのです。
色弱にも種類や強弱があるので、一言に色弱といっても多様です。
さらに、色弱、色盲、色覚異常、色覚障害、色覚特性などの表現もあります。同じものを意味しているようで、少しずつその範囲は異なっているようです。
そういう他の人とちょっと違った見え方をする主人公に、興味をもったのです。
自分自身の色覚(色弱)のことは、なかなかオープンに話すことはできませんでした。この10年くらいは、気にせず「わたし、色弱です!」と言えるようになった気がします。
これは、色弱に対する周囲(社会)の理解の変化だけでなく、自分自身のなかの色覚に対する意識の変化もあったのかな、なんて思います。
この主人公の女の子、自分の中の悩みにどう向き合っていくのか。
ぜひ、劇場で見届けてほしいです。
そうそう、ライブパートも必見です!